麦っ子保育園からマイクロバスを利用して20分、羽根倉橋を渡って一つ目の信号を左折、間もなく左側に千貫樋公園入口の駐車場があります。一行はここから歩いて千貫樋公園脇の荒川の土手へ。土手の枯草を利用しての土手滑り。ところが最近は温暖化の影響で、自然のままの状態では土手滑りが出来ない状態になりました。そこで苦肉の策としてダンボールを下に敷く事にしたのが大当たり!予想以上の効果を発揮し、子ども達が自ら進んで繰り返す楽しい土手滑りになりました。とくとご覧ください。
麦っ子保育園から行ける動物園という事で、狭山市にある智光山動物公園にマイクロバスを利用して行く事になりました。公園西の駐車場に到着した一行は、散歩が日課になっている麦っ子は公園東端の芝生の広場へ40分かけて到着、先ずは集合写真の撮影です。その後の散策の中での大発見、花壇の中に見つけた指の先にあったものは?葉の上に玉になった自然物のしずくを発見!太陽の光を含んでそれは珍しい美しい大発見になりました。
園を9時過ぎに出発して2時間、11時は園では昼食の時間です。今日は弁当持参日という事で楽しみの一つになりました。この後、園では午睡の時間になるのですが遠足ではそういう訳には行きません。普通日である事から公園利用者はごくわずかで芝生の広場を我が物顔に走り回る園児に、付き添い参加のお母さんも加わって楽しいひと時を過ごしました。その後、午後のもう一つの楽しみ、動物園でのふれあいコーナーです。今度は木道を通って公園中央の動物園へ、欄干のない木道はよそ見禁物、「落ちたら助けられないからね!」
動物園ではふれあいコーナーで、モルモット(正式名テンジクネズミ)を抱っこ、可愛らしさを抱いて実感させてもらいました。サル山では、前日の雨から今日は晴天に恵まれてつがいの二匹があっちにもこっちにも仲良く日向ぼっこをしていたよ!最後は予定外のカピバラ(最大のネズミ)への餌やりに初参加、温泉に浸かりながらの食事に、コロナを忘れて温泉に浸かりたい雰囲気を醸し出して羨ましい光景でした。子ども達からの報告はどんな内容だったのでしょうか?
生活発表会というと歌・合奏・劇を想像されるかと思いますが、さくらんぼのリズムを取り入れている園は、子ども達の発達に重きを置いているため、普段日常的に行われているリズム運動が発表の主になります。リズムは年長者(さくら組)からすべて始まります。勿論、年長者には大人(保育士)が見本になっている事は言うに及びません。大人の姿を見て、それに近づこうとする意欲をもとに集団の中で個を磨いていきます。ここではクラスの年齢に相応しい当日の様子を、写真とコメントを通じて紹介したいと思います。
つくし組
①これから何が始まるのか?周りの様子を伺っています。
②リズムの曲が聞こえて来ると体が反応するつくし組さん。「どんぐり」の曲にのって、あっちへごろごろ・こっちへごろごろ、前も後ろもなく出たとこ勝負の演技がつくしらしさの表れです。
③「かえる」は しっかり両手・両足を床に付けてジャンプ(?)します。とは言っても両足揃えてのジャンプにはもう少し大きくならないと出来ません。無理は禁物。
も も組
①違った環境の中で、普段の様子が出せないこともままある事、今年の様子として記憶に留めておきましょう。
②1歳2歳は かかとを上げる事はまだ出来ない年齢です。かかとを上げるには、楽しみながらの斜面の昇り降りもいい運動ですよ!四つ這いならなお更、つま先立ちが出来る様になると上体が立って
大人に近い状態になって来ます。
③家庭でも「船」に限らず、手をとって一緒に遊べる機会があるといいでいね!
う め組
①期待と不安が入り混じる2歳児。
②リズムでは、何よりも指の開き・指のけりが大事なポイントです。指の先まで神経を行き届かせ、土踏まずの形成とふくらはぎの筋肉を発達させるには歩くことが基本になります。
③「めだか」手を合わせて水をかき分けて泳ぐめだか、2歳児クラスになるとスピードと持続性が増します。
たんぽぽ組
①"さくら組さん ひまわり組さん上手だね!2クラスの後は たんぽぽ組さんの番だから緊張するな~"みんな頑張ろうね!
②リズムはやっぱり楽しいね"思いっきり走るぞ~"
③「糸車」"みんなで手を繋ぐと楽しいね"
④"こんなに足が上がっていて、かっこいいでしょ" 細かい所まで意識する姿が見られとっても素敵です。
ひまわり組
①ピアノのリズムに合わせ、力を抜いてジャンプ♪ ジャンプ♪
②足首をしっかりつかみ、カッコいい亀に変身!
③「えびがに」ぐーんと手足をしっかり伸ばして身体をそらせます。足元に落としたエビ、捕まえようと手を伸ばした時のエビの反り返ってハサミを振り上げる姿を想像出来ているかな?
④「あるく」背筋を伸ばして歩きます、ぶつからないようにキビキビと歩きます。
さくら組
①「かめ」大人にはマネの出来ない柔軟性で、他の子ども達の見本になってくれていますよ。
②「えびがに」お腹に力を入れての反り、この態勢、とっても大変なんです!
③「スキップキップ」2人組、このリズムが一番楽しくて笑顔になっちゃうよ!見ている方も楽しませてもらっています。
④「ちょう」今回初めて加わりました。全体に力を入れて上げ下ろしするのではなく、腕の付け根と肩甲骨の所から動かすのがコツ、肩甲骨の所で動かすと自然に胸を反らすことになり気持ち良いと
と解説されています。健康体操の一つとして優雅に取り入れてみませんか?
たんぽぽ組 「(うた) にじ」・ひまわり組「(うたと合奏) ドロップス」・さくら組「(劇) てぶくろ」
※HPへの掲載が27日予定のところ、30日になってしまいました。大変遅れてしまいお詫びいたします。
新年が 皆さまにとりまして今年にも増して良い年になりますようお祈りいたします。併せて、新年もどうぞよろしくお願いいたします。 園長 安野 儀雄
10月8日(金) 今回のバスハイクは4・5歳児の合同チーム(24名)です。AM9:10分 出発したバスは一路日高方面へ、高まる期待でバスの中は大騒ぎ、そのうち「あとどのくらいで着くの?」
あと40分位かな?あと何分?30分・20分・15分・10分・あと5分、みんなの登る山はあの山で~す。登山口に到着(10:20)したバスから降りたみんな”さぁこれから頑張るぞ!気合を入れて「げんき もりもり」
さくら組の先導で、後方のひまわり組にも考慮しながらの山登りです。今回初めての4・5歳児合同という事もあって、男坂・女坂の2コースのうち私達が登ったのは女坂です。
麦っ子保育園のみんなが目標とする二の鳥居に到着(11:10)2組一緒の写真のカメラ側が二の鳥居、それぞれクラス毎に記念写真を撮りました。ここでのサプライズ、鳥居の真ん中は巾着田ですが、この周りを流れているのが高麗川です。この後私たちが行く場所が分かるよう運転手さんに鏡で太陽の光をこちらに向けて反射してもらいました。盛んに教えたのですが、気付く事が出来たでしょうか?お子さんに聞いてみてください。さあ、次の目的地も分かったところで下山の開始(11:20)です。
登山口付近の休憩場所(12:00)で、腹ごしらえとトイレを済ませて巾着田へ(12:40)
この日は運動会シーズンの真っ盛りの時期でもあり、小学生や幼稚園・保育所・一般の方々も含めてかなりの方々が訪れていました。入間市の幼稚園?日和田山と川遊びでも一緒になりました。
荷物を置いて、いざ高麗川へ。最初は足元が石とコケでおぼつかない様子でおっかなびっくり、慣れてくると泳ぎ出す子・水の掛け合い・魚とりと園では味わえない川での水遊びを堪能した子ども達です。どんな報告がされたのでしょうか。
最後に記念写真をもう一枚。最後に撮った写真は、巾着田の中で後景に写っています山はさっき登ったばかりの日和田山(305m)です。みんなが登った二の鳥居の場所が見て分かります。コスモスの花も今が盛りに咲いていましたよ!天候にも恵まれ巾着田をあとにしました(14:10)。園到着(15:20)今回、運転手さん・家庭の協力にもありがとうございました。
3月15日(月) コロナ禍の緊急事態宣言が出ている最中ではありましたが、これ以上の換気状態はないだろうという荒川土手・千貫樋公園に土手滑りに行って解放感に浸って来ました。コロナ禍を払拭する園行事最後の取組みとなりましたが、みんなの表情からその楽しさの一端を「麦っ子ニュース」をご覧の皆さんにもお知らせしたいと思います。
麦っ子保育園の子ども達にとって、この土手滑りは園始まって以来の初挑戦になります。他園で滑り始めた頃は、草の乾燥具合と適度の丈で滑る事が出来たのですが、温暖化の影響で斜面に緑の草が混じり始めると滑らなくなること、また管理者から言わせると土手の保護の為にも草を無くしてもらっては困るといった事情もあった事から、滑りを良くする為に段ボール斜面にすることになった訳で、結果的にはこの方がより滑ることから子ども達から言っても満足のいくものとなりました。
最初の一滑りは不安げな顔ではありましたが、一度滑るとその楽しさに何回となく昇り降りを繰り返します。最初は一人で繰り返すうちに2人3人と人数が増え一クラス単位くらいまで来たところでお昼になりました。お昼は給食室で作ってくれたおにぎりと唐揚げ・漬物を、この場所まで主任が出来立てを届けてくれました。お母さんの作ったお弁当を食べるのも美味しく楽しいものですが、作り立てを食べられる事も最高の喜びです。ましてひまわり組・さくら組のみんなと食べられる事も最高でした。
午後は食べ終わった子からまた滑り始めます。「えーい、段ボールなしでも滑っちゃえ!」最後は二クラス全員が大きな段ボールに乗って滑り降りを繰り返しました。一体何回みんなは滑ったのでしょうか?楽しいあそびに疲れを知らない子ども達でした。送迎と斜面設営に協力頂いたみほの幼稚園の2人の運転手さんにも感謝です。ありがとうございました。
今年は124年ぶり、1897(M30)年以来の2月2日の節分(豆まき)になりました。例年だと保護者の参加も得ての行事ではあったのですが、今年は「緊急事態宣言」が発令されている中でもあることから園関係者のみで、鬼も内輪での要請となりました。この様な事情から、園内での様子の一端をお知らせしたいと思います。
0歳~2歳児が豆まきで、集まった1階フロアーに侵入して来た青鬼・赤鬼・緑鬼、0・1歳児はきょとんとした様子、それに引き換え2歳児の怖がりようは並みのものではありません。先生方のにこやかな顔とは対照的に、先生方に促されて必死に豆を投げました。中には勇敢にも鬼を最後まで追い詰めて投げる女児も登場、鬼も「まいった!」這う這うの体で退散となりました。
1階から退散した鬼は2階フロアーへ、下の階の騒ぎに鬼が来た事を察知した3・4・5歳児、待ち構えた中で豆まきが始まりました。5歳児にもなると余裕すら感じられ、鬼の特徴を覚え後で問い詰める子も出て来ます。今年は豆が袋に入っていたことから、お面や体に当たる豆の感触がこれまでとは違ったものになっていました。「当てられている実感の薄いものだった」と、鬼がおっしゃっておりました。
子ども達の年齢を超えたまとまりの中、鬼を麦っ子保育園から退散させることが出来ました。めでたしめでたし。しかし、現実のコロナ禍は感染者数はやや減る傾向が見えだしてはいるものの安心できる様な状態ではありません。ワクチン接種も近々始まるようですが、一日でも早く元の生活に戻れるよう願わずにはいられません。併せて、今は誰が罹っても不思議ではない状態です。罹ったとしても軽症ですませる為には私達が持っている免疫力を高める事が大事です。その為にも、体への栄養と心の健康に努力したいものですね。
12/19日(土)、今年は新型コロナ感染の第3波の広がりが心配される中、三密状態を防ぐことから さくら組だけの単独開催となりました。場所も園内で かつ各家庭2人までという人数制限も設けての開催です。例年だと、リズムの発表後のさくら組の劇という事で、他の年齢の子ども達もみんな一緒に鑑賞させてもらっていたのですが、今年は2歳児以下と3歳以上児の2回に分けて、2日掛けて鑑賞させてもらいました。その分、さくら組の子ども達との距離が近いものとなり演じる側の息遣いが感じられる発表になって、お互いが刺激になるとても良い機会になりました。
さくら組が取り上げた劇は、皆さんよくご存じの「ブレーメンの音楽隊」上の4枚は出演順にロバ・イヌ・ネコ・ニワトリです。子ども達の熱演を写真から感じ取ってくださいね!
飼い主から逃れたロバくんの発案で、いざブレーメンへ。途中イヌ・ネコ・ニワトリも加わって元気百倍。次に登場したのは3人の泥棒、もしかしてこのヒゲ、絵本「3人の泥棒」から?
泥棒の住み家で繰り広げられる飲み放題に食い放題、窓からのぞく腹をすかした動物たち。”この泥棒達を追い出す事が出来たら食べ物にありつける” ここは何としても元張らねば!みんなの知恵を出し合って考えた!今までに聞いたことも・見たこともないオバケで脅かそう!そのオバケ、窓に映った得体の知れない背高のっぽの怪物、身体の途中から延びた口としっぽは四方八方へ・声も今まで聞いた事のない恐ろしいがなり声、泥棒達は頭をかかえて驚いた。逃げろー。
泥棒が逃げた住み家では、それはそれは楽しい食事会でお腹を満たすことが出来ました。一方、酔いからさめた泥棒達、”あれは一体何だったんだ” 苦労して取り上げた財宝まで無くしたんでは泥棒の恥、”何としても取り返さなければ” 夜、家に忍び込んだ泥棒達、明りと思ってネコの目に指を突っ込んだ!驚いたネコは辺り構わず引っ掻いた!この騒ぎに目が覚めた動物たち、イヌが噛み付く・ニワトリはつっ突く・おまけにロバが後ろの両足で蹴っ飛ばすもんだから、たまったもんじゃーない。こりゃあ、本物の化け物だぁー、逃げろー。
この日は0・1・2歳児が鑑賞させてもらいました。さくら組のお兄さん・お姉さんの演技をそれはそれはよく見ていましたよ!子ども達の熱演もさることながら、子ども達の息遣いを肌で感じる事が出来た。それが何よりの集中力になったのではないのかな?と思えるひと時でした。さくら組のみんなありがとうございました。
9/26日(土)、さくら組11名は越生駅から無名戦士の墓・桂木観音を回るハイキングコース(8.5km)に挑戦しました。と行きたいところでしたが、生憎の雨に山登りは断念、急遽無名戦士の墓までの往復と後半の見どころ、沢ガニ探しに片道40分位かけて小川へ、全体では7km以上にはなったものと思います。この週はカッパを着て雨の中の散歩にも出掛けていたさくら組だけに、後から思うと当日朝の決行決断はそんなさくら組の熱意に無意識の内に動かされた部分もあったのかな?と思える程です。しかし貴重な機会だけにもう少しの冷静さと科学的な判断が欲しかった事は確かで、今後の反省材料になりました。
10/3日(土)、ひまわり組12名は小川駅から仙元山見晴らしの丘公園へ、ここでも親子同伴での親子遠足です。道中は一般道が大部分を占めるのですが、仙元山への山道に入ると気分はガラッと変わって山登り気分が味わえます。登り始めて間もなくバンガロウ風昆虫館が見どころです。子ども達の目が生き生きしていましたよ!20分ほどで小川町を一望できる見晴らしの丘公園に到着です。310mのローラー滑り台も楽しみのひとつでした。天候に恵まれた一日、コロナ禍の中ストレスを発散する意味でも有意義な一日だったように思います。
10/13日(火)、たんぽぽ組は10日(土)予定日だった市内散歩が雨のため中止になったことから、改めて子ども達だけの市内散歩に出掛けました。創作話に乗りやすい3歳児の特徴を生かして卵からかえった恐竜が壊れた殻を残して部屋から脱走。待ち合わせの場所へ行ったものの発見には至らず、クイズやターザンロープ・イソップ物語の世界に触れて帰ってきました。家庭ではどんな報告がされたのでしょうか?
第1回 リズム交流会(10/1)、下の3枚のスナップ写真はさくら組11名が先発で模範演技を行っているところです。人数規模と生活時間に大きな差がある保育園と幼稚園、取り組み方の違いから同じリズムをしていてもその差は歴然と現れます。みほのでは5歳児クラスが3クラスあることから後2回の交流会で一巡することになります。お互いの園児と先生方にとって、この交流会が内容の充実に結びつくことを願って回を重ねて行きたいと思います。
さくら組12名の子ども達、園生活最後のイベントはうどん作りに挑戦です。因みに、昨年は小川町の見晴らしの丘公園への遠足でした。この辺りの地域ではお祝い事の最後の〆はうどんが出されるのが一般的です。太く長く(細く長く)といった縁起を担いだ部分もあった?関係はなく自分たちでできるものという事でうどん作りに挑戦となりました。
上記は、今回のうどん作りの材料と使用備品。 ボールにはうどん粉と塩・水が配られました。
うどん粉(g)・塩()・水()を加えて練ります。 気の合った仲間同士、会話も弾みます。 みんなに練ってもらった作品が揃いました。
うどんの玉を寝かしている間に汁に入れる野菜の調理、ニンジン・白菜・しめじといった馴染みの野菜たち。
のし棒を使ってうどんの生地を伸ばします。これはうどんか?と思えるような薄さ、とことん徹底しているところが子どもらしいところです。
うどん作りも最終段階の包丁よるうどん切りです。子ども達が使っていた包丁が洋包丁なため、不向きではありましたが最後まで切り落としていました。
後は給食室の出番です。一人分ずつを茹で、湯切りをして出来上がり。写真をご覧になってこの出来具合いかがでしょうか?
みんなに聞いてみました。美味しい?おいしい!手作りの美味しさは誰もが経験していることだとは思いますが、出来・不出来よりも作ったものをその場で、時間を置かずに、出来立てを食べる事に美味しさの秘密があるように思います。子ども達にはそんな生の体験の良さが分かる子ども達であってもらいたいと思います。
麦っ子保育園では、埼玉県深谷市にあるさくらんぼ保育園のリズムを毎日の保育の中に取り入れています。このリズム運動はさくらんぼ保育園の創設者斎藤公子(故)さん考案によるもので、五感を育てることにより感覚神経の発達を促すもので、生活発表会は年齢ごとの子ども達の発達の様子を垣間見ることが出来る貴重な機会のなっています。今回、このリズムの様子を子ども達の表情と一緒に紹介したいと思います。
リズム 発表NO4「うさぎ」
1.2歳児 みんなといること、一緒に動いて 3歳児 両足を揃えて跳ねることが出来る
いることが楽しい
リズム 発表NO7「汽車」
1歳児 上の子ども達の動きを見て似たような動 4歳児 ピアノの音に合わせて止まることが出来 5歳児 止まると同時に床に伏せる。足はつ きをする(模倣) 音に合わせて動ける ま先から踵を立てる
リズム 発表NO9「自転車」
1歳児 似たような動きの模倣 2歳児 自分たちの順番が位置付く 5歳児 手で体を支え、足の動きも自転車を こぐスタイルです
リズム 発表NO10「糸車」
1歳児 意識的要素は薄く手をつな 2歳児 気持ちを集中させる点では 3歳児 動きとリズムが一致してき 4歳児 動きとリズム、みんなと
ぐことが楽しい まだまだ自分なりの参加 ます 合わせることが出来るよう になる
NO13「歌」(全員合唱)
1歳~5歳の合唱 歌は声の通りをよくするために立って歌います
NO14劇「スイミー」5歳児
NO15歌と合奏「」4歳児
NO16演舞「荒馬」5歳児
麦っ子保育園では今年度、就学前の施設の取り組みとしては珍しいCAP(子どもへの暴力防止)プログラムの導入によって、人権としての権利を身に付けることを目的に自分の身を守る術を、体験を通して学ぶワークショップを開催しました。一般的に馴染みが薄いため、紙上掲載することによって内容の理解に結び付けられたらと、子どもとのやり取りを再現する形でお知らせしたいと思います。麦っ子の場合、このプログラム(1日40分3日間)は年長組12人を対象にしたものです。
23日、CAP1日目「安心・自信・自由の権利」上の写真はポーズを付けての練習です
今日は、誰もが生まれながらに持っている三つの権利「安心・自信・自由」の権利についてお話するからね。始めに、みんなに短い劇を観てもらいます。
今、あけみさんは寝ています。どうして寝ているのかな? 子「眠たいから」・「疲れているから」そうだね、あけみさんは眠くなったので寝ているんだね。みんなは、眠くなったら寝ることが出来るかな? 子「できる」そうだね、眠くなったら寝る「みんなは寝る権利」を持っています。この権利は誰にも取られることのない権利です。ほかにはどんな権利があるか、考えてみようかな? お腹がすいた時、どうする? 子「食べる」そうだね、みんなには「食べる権利」あります。みんなは保育園に来て何をする? 子「あそぶ」みんなには「遊ぶ権利」があります。遊んだ後、喉が渇いたらどうする? 子「水を飲む」そうみんなは「水を飲む権利」があります。みんなはお家に帰ったら夜「お風呂に入る?」・「トイレに行く?」といった具合に、日常生活に欠かせない事柄を子どもの口から具体的に出してもらいます。これらは誰もがみんな持っている「権利」です。
次は、眠たくなったあけみさんが寝ようとします。するとせつこさんがやって来て、さあ、どうなるかな? よーく見てね! あけみさん「眠くなったから寝よおっと!」せつこさん、両手を広げて「寝ちゃあダメ、寝かせない!」あけみさんは泣いてしまいました。どうしてあけみさんは泣いてしまったのかな? 子「寝かせない、寝ちゃあダメ!」って言われたから、そうだね、せつこさんはあけみさんの寝る権利を取ってしまったんだね! あけみさんはどんな気持ちだったかな? 子ども達から意見を聞いた後、“イヤな気持ち”“怖い気持ち”“悲しい気持ち”になってしまったからあけみさんは泣いてしまったんだね。続いての場面です。あけみさん、今度はお腹がすいたのでリンゴを食べようとします。そこにせつこさんがやってきて「食べちゃあダメ!」あけみさんは泣いてしまいました。あけみさんはどんな気持ちだったかな? 子ども達からあけみさんの気持ちを聞いた後、あけみさん“イヤな気持ち”“怖い気持ち”“悲しい気持ち”になって泣いてしまったんだね。あけみさんに「安心」はあったかな? 子「ない」、自信はあった? 子「ない」、自由はあったかな? 子「ない」、この後、写真を使って「安心・自信・自由」のイメージを広げます。解説が長くなるため省略させていただきます。
次に砂場でシャベルを使って遊んでいたまなぶ君、そこにせつこさんがやって来て「そのシャベルちょうだい!」返事に困ったまなぶ君の手からシャベルを取り上げてしまいます。そして「このことは誰にも言うんじゃないよ!言ったら一緒に遊んであげないからね、あっちへ行ってしまいな!」シャベルを取られたまなぶ君、まなぶ君には安心・自信・自由はあったかな? 子「なかった」。せつこさん、このことは誰にも言うんじゃないよ!て言っていたね。まなぶ君はこの約束、守らなければいけないかな? 子「守らなくてもいい」そうだね、人に話せない約束は守らなくてもいい、イヤな時には「イヤ!」て断ってもいいんだよね。でも一人で「イヤ!」て言えない時は友達に手伝ってもらうのもいいんだよ。ということで、上の写真は友達に助けてもらって断る場面です。
24日、CAP2日目「安全ルール」についての学習
・知らない人に声を掛けられた時、話さなくてもいい。・知らない人から離れている・そばに近寄らせない。⇒ 安全な間隔を取る。
・護身術としての特別な叫び声「ウォー」の発声練習。 上の写真は不審者対応を学ぶと共に、特別な叫び声を発しながら逃げる練習です。
27日、CAP3日目 嫌な触られ方についての学習
歌に合わせて「頭・肩・膝ポン・膝ポン・膝ポン・頭・肩・膝ポン・おでこ・ほっぺ・お尻」みんなの体には沢山の名前が付いています。知っている名前を教えてください。目・鼻・口・・・、色んな名前が出てきたね!みんなに聞きたいんだけど、「みんなの体は誰のもの?」子「自分のもの」そうだね、「自分の体は自分のもの」頭のてっ辺から足の先まで、撫でながら包むように自分の体は自分のものをみんなでやりながら体感します。さて、みんなに聞くんだけどイヤな触られ方ってあるよね? みんなに例を出してもらいます。・突き飛ばす・たたかれる・髪の毛を引っ張られる・イヤだと言っているのにくすぐり続ける・・・。対処法として、① 毅然とした態度で「イヤ!」と言って、両手を突き出す。②「その場から逃げる」③「信頼できる大人に話す」以上、3日間の内容をもう一度、繰り返し復習しワークショップは終わりました。
生まれながらに誰もが持っている権利、子ども達にとって今は自分中心の解釈にならざるを得ないと思いますが、年齢と共に私にあるものは他の人にもある安心・自信・自由の権利なんだ!という方向に目が向いていくことを期待しています。
2019年も12月に入り、今年も残り一ヶ月を切りました。麦っ子ニュースも開設一年を経過し取り換え更新の時期に来ていますが、改めてこれまでの一月ひと月が貴重な記録として今後に生かすことが出来たらと考えています。さて11月の麦っ子ニュースは先月の記事が午後の内容まで触れることが出来なかったため、今回続きをということで撮り始めましたが、一回では収まりきれず午後の3時までの第2段になりました。3時以降の様子は別日を設定し引き続き掲載していく予定です。この日は12時からさくら(5歳児)組を中心に2階(3.4.5歳児)3クラスの紹介になります。
12:03 小分けされた食器やメニューを子ども達の手で各クラスへ、運び込まれたメニューを食器によそって自席へ。今日のメニューはさんまの姿焼き、家庭では魚の骨の扱いはどうなっているのでしょうか?気になりませんか?
12:45 後片付け、麦で使用しているテーブルはむくの木製品です。そのため材質が硬く重さもあって子どもには扱いづらいものになっています。敢えて子どもに手応えを感じてもらえるものとしてこの様なものを使っています。足の上にでも落としたら大変、食器も落としたら割れる陶器性のものを使用しています。ものを大事に扱う基本は、作ったものは壊れるものであること、壊れるからこそ丁寧に扱う、壊れなければゾンザイに扱うということになりませんかね!
12:47 午睡前の皮膚の鍛錬、冷水マッサージ
12:54 午睡前の読み聞かせ、
12:56 トイレ
13:01 雑巾がけは毎日の日課として登園時と食後に行われています。さくら組の床の光具合は他の部屋とは違います。言われるまでもなく、進んで行われているところが麦っ子の素晴らしいところです。
13:09 3・4歳児の午睡、担任にとって毎日の記録は欠かせません。個の成長と集団の中での課題を見つけ手立てを考える貴重な時間です。
14:40 布団の片付け、出来る仕事は自分で!。生活の自立はこれから社会ではますます要請されるところだと思います。
14:46 3・4歳児の部屋へ移動してリズムになります。
14:52 リズム運動、年長組は他の学年の見本となるため自覚を持って取り組みます。
14:54 2回食のおむすび、麦では軽いおやつではなく活動量を補う2回目の食事としておにぎりを提供しています。
今月(10月)は一年の内でも園見学者が一番多い月です。そんな事情も考慮して、今回は麦っ子の一日を紹介したいと考えました。同時進行で進む合同保育だったり、兄弟クラスだったり、クラスごとだったりと姿をかえる状況ではありますが、出来るだけ見学者の目線でお知らせしたいと思います。ただし、この日の取材は午後継続が出来なかった為に午前中を中心にしたものに留まりました。午後の様子は改めて紹介させていただきます。
8:21分、一日の始まりはトイレから。朝は7時から受入れが、9時にはクラス活動が始まります。
8:22分、水分補給(豆から煮だした麦茶を使用)、気温や活動内容・時間等を考慮して、適度な間隔や子どもの要求に応じて水分補給を行っています。
8:25分、着替え、オムツが取れていない子どもは登園時のオムツ替えの次に当たります。これから園庭に出るためこんパンツに履き替えます。
8:30分、ごっこあそび、
8:40分、2階(3.4.5歳)ではカプラ(木片)を使っての造形あそびを楽しんでいました。
9:20分、2階(3.4.5歳)3クラス合同リズム。リズムでは5歳児⇒4歳児⇒3歳児と入れ替わり、5歳児が見本となって他のクラスを引っ張ります。
9:33分、2階、散歩前の昼食準備(5歳児) 子ども達に出来る仕事が身の回りから少なくなっています。家庭にあってもお客様(小さい王様)ではない生活の主体としての役割を果たせるよう年齢に あった仕事は常に考えていくことが必要なのではないでしょうか?いずれ親元から離れ巣立っていく子ども達のためにも!
9:47分、散歩(4・5歳児) 亀久保中央公園へ 4・5歳児が手を繋いで。年齢が違っても子ども自身が保育園のみんなを認識できる大きさ、少人数園だからこその麦っ子の良さです。
10:21分、かくれんぼ(5歳児) 園庭での鬼ごっこがここでは隠れる場所を得て、水を得た魚のようです。最近、この様な姿を公園で見かけたことがありますか?子どもの世界であそびは欠かせま せん。さんま(仲間・時間・空間)を大人の知恵と協力で出来るところから再生することが求められています。
10:38分、園に戻るための集合(4・5歳児) 毎日行われるリズム運動や散歩は、成長期の子どもにとって欠かせない事柄です。頭と身体のバランスのとれた成長は麦っ子保育園の目標でもありま す。
今年も台風による送電線の倒壊から千葉県全体に電力供給が滞り、熱中症による死者も出るなど市民生活に多大な影響を与えました。昨年のブラックアウト(北海道)に続く電気供給に関する盲点が露わになった形です。地域独占の電力供給から、地産地消の地域電力の育成と体制整備が急がれます。今年は国連気候行動サミットが国連で開催され、地球温暖化に授業ボイコットで抗議したスウェーデンのグレタ・トゥーンべリ(16歳)さんが気候行動サミットで発言、世界の若者を中心とする抗議デモが世界で400万人が参加する関心の高さを示し、先進国や各国の指導者に対策を迫るものになりました。日本でもこれに呼応するパレード(4500人)が都内であったものの盛り上がりに欠けるもので、この関心の薄さは環境問題に対する国の姿勢の反映と言えるでしょう。
さて、今月(9月)の麦っ子ニュースでは子ども達が日常利用しているあそび道具を使った造形物を紹介したいと思います。全員が登園する前後の朝と夕方、年齢の巾を越えた合同保育が行われています。その中で取り上げられているあそび道具に折り紙・積み木・カプラ・お手玉等の伝統的なおもちゃが使われています。この日、朝の合同保育の中で たまたま年齢による造形物の違いが見てとれる状態だったので、皆さんにも紹介したいと思い撮影しました。ご覧ください。
これは1歳児の作品です。横の並べてお風呂に入っている感じです。
これは3歳児の作品です。イメージしたものを積み木を使って形にしています。ロボットでしょうか?人型になっていますよ!
これは4歳児の作品です。イメージしたものに近づけようと、円柱・立方体・直方体を使い分け複雑化しています。
これは5歳児、ピタゴラスイッチをイメージして作られた作品です。遊びの要素も組み入れられ、円柱をころがし障害物に次の動きを与えるものになっています。
経験の積み重ねが、集団の中で行われていることを物語っていました。みんなが登園して来ました。”さあ!みんな、それぞれの部屋に行くわよ!その前に片付け片付け!片付け手伝って!” 1歳児も見よう見まねで、片付けを手伝ってくれています。無理なく自然に行われていることが集団の力です。
地球温暖化の影響で年々夏の暑さの更新といったニュースが話題に上りますが、大地の恵みへの感謝と夏の暑さを乗り切る上で祭りは古くから私たちの生活に根付いた季節行事として定着しています。8月は麦っ子の行事「おまつり」を取り上げてみました。普段の園生活で扱っているものから、大人の手を借りて遊びをより豊かなものに、模擬店の販売にも一部子ども自身が関わりながら楽しんでいる様子を紹介してみました。
先ずは開会セレモニーから、おまつり担当の先生方による南京玉すだれ ”あ,さて あ,さて 果ては南京玉すだれ” さぁ 何が出来るか? また、今回初めて時間を改めての夜の野外映画会も開催されました。
さぁ、いよいよ販売開始です。ホール入り口では、さくら組有志による「あんずジャム・梅干し・豆腐(作業所)の販売が始まりました。”いらっしゃい・いらっしゃい!あんずジャムはいかがですか?”後半はカレーの添え物として、らっきょうの販売も手掛けましたよ。
あそびのコーナーでは「折り紙・お手玉・あやとり・めんこ・こま回し・缶ぽっくり」を取り上げましたが、終わって見たら写真は「折り紙・こま回し・缶ぽっくり」のみの撮影でした。併せて、 0歳児(つくし組)を使ってダンボール迷路も作られていたのですが、残念!次回の紹介になりました。
手作りコーナーでは「とんとん相撲・コロコロ動物・びゅんびゅんごま」を取り上げました。ここまで紹介してきました あそび物・伝承あそび類は一時の遊びとして成立するものではありますが、遊び方には奥の深いものがあります。経験をお持ちのお祖父ちゃんやお婆ちゃんにその技法を教わるのはまさにいま子育て中のお父さん・お母さん世代です。昔遊びは身近な素材で出来た持ち運びも便利なものばかり、次の世代へ伝承していってもらいたいものだと思います。いつかその有難味に気付かされる時が来ないとも限りません。いつまでも平和で豊かな社会が続きますように!
後半のお楽しみ、お腹を満たす模擬店のコーナーです。 かき氷・カレー・冷やしうどん・スイカ・焼きとうもろこし、全てを売り切り大盛況でした。
今回初めて野外映画会を企画しました。身の回りに溢れる映像文化と時間を夜に持ってきたことから、どれだけ集まってくれるか心配していましたが 親子で87名の参加に主催者もびっくり、テラスばかりでなく室内からの鑑賞者も多く、ホッとするひと時を共有することが出来たように思います。上映作品は短編「はれときどきくもり・月と少年」本編「赤い風船」参加者から頂いたアンケートの中から感想を紹介します。「大きなスクリーンで迫力ある映画会でした。沢山のお友だちと一緒に観られたので楽しさ倍増です。子どもは雲がしゃべるのが面白かったそうです」「夜に子ども同志で何かをするという事自体に大興奮していました。」
令和元年、今年は梅雨前線が停滞して記録的な晴れ間の少ない7月ではありますが、麦っ子は連日のように泥あそびで黒くなっています。そんな様子を初公開! 0歳児(つくし組)は別棟から園庭であそぶ子ども達の普段の様子を見て育ちます。泥あそび・水あそびの継承はすでにここから始まっているのです。
皆さんは、日本の四季は国民性をつくる上で大きな要因になっていると思いませんか?日本のことばは世界一難しい言語と言われています。繊細な感情表現・ことば数・使い分けされる些細な違い、ひとの誕生から人類の長い歴史を経て、継承者としての私たちが今いることを思うと学ばなければならないことは山のようにあると思いませんか、私たちの祖先ホモ・サピエンスはおよそ40万から25万年前に現れたとあります。地球上には今もって狩猟生活をしている人たちがいることを思うと、人類と土と水と太陽の自然物の中から人間の思考が積み重ねられてきたと考えても不思議ではないと思います。私たちの生活が人工物に囲まれる時、安らぎを自然物や景観・動物に求めたくなるのも頷けます。勿論、私たち自身が自然物の一つであることを忘れてはいけません。泥あそびや水あそびがあそびの根源的な要素を持っていることから麦っ子保育園では欠かせないあそびとして重要視しています。
年長児が園庭で盛んに泥あそびや水あそびに興じている一角で0歳児の水あそびがはじまりました。私たちの身体は70%は水と言われています。水に恵まれた国だからこそ、飲食・洗濯・トイレと水の恩恵にもあずかり、私たちの生活を潤し豊かなものにしてくれています。水の性質を知ること・慣れ親しむ中から効果的な利用へ、恩恵にあずかるからこそ大切にする気持ちにも結びついてくるのではないでしょうか。
原始の時代、ひとが土と関わり、水が加わって土の形成が始まります。0歳児の泥あそびはそんな関わりを思わせます。泥だんごも作ってみれば芸術品の品格を持つ立派なものをご存知ですか?
麦での生活は裸足が基本です。人間の身体は、脳から脊髄を通って手や足の先端へ神経が伸びています。視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の感覚刺激の中でも「手(足)は突き出た脳」と言えるくらい、脳の中での手の触覚分野の大きさがより多くの部分を占めています。直立歩行を可能にした人間は、足裏からの刺激も欠かせないものになっています。人間が長い歴史の中で獲得してきたこれらの感覚を萎えさせないためにも刺激し続けることが、脳と身体を健康に保つ上で基本にあることを保育園生活の中に位置づけています。
このつち山がつるつる光っているのが分かりますか? さほど高くもない築山ですが、年齢巾のある保育園にとっては欠かせない代物です。人工的に作った滑り台は一つの動きしか要求されません、足裏から受ける刺激に応じて身体を対応させていくことが要求されるこの築山が、子どもにとってどれほど面白いものか遊び甲斐のあるものか、尽きないあそびが言わず語らず物語っています。
最近の梅雨は、長雨が続くといった梅雨ではなく、集中豪雨と合間の晴れが真夏日を思わせるような暑さと息苦しさを感じさせる特徴を持っています。そんな中でも、麦っ子は健康そのもののように思えるのですが、いかがでしょうか?
麦っ子ニュースでは、6月は水あそびを取り上げてみました。私たちの生活に無くてはならない水、命の起源から出発して、水が無かったら今の私たちもありません。歩き始めた小さな子が、水溜りを行ったり来たり、水の性質を楽しみながら、姿を変える水の性質を子ども達は体験的に学びます。私たちと水との付き合いは、歴史が長いだけに奥が深いものがありそうです。
13日、1歳児、麦っ子保育園ではプラスチックのままごとセット等は使用していません。大人が使っている本物をあそび道具にしています。道具を使いこなす、本物に触れることが本物志向を目指す保育園の願いでもあります。鍋に水を運ぶ・入れる、汲み出す、入れたり出したりの繰り返し、水と関わりの面白さは尽きないものがあります。
場所を離れたすきに鍋が水道に近づいていました。これも知恵の証明でしょうか?就学前の子ども達の世界は見立ての時期です。大きさは違ってもこれはお風呂でしょうね?毎日繰り返される事柄を再現しているようです、似た様なことを家庭でもしていますか? 二人の楽しそうな会話が聞こえてきそうです。「私もお風呂入ろうっと!」来年はちょっと無理かも? 一人で独占できることも喜びの一つでしょうね。
19日、5歳児、水あそびも大胆に園庭に水を撒いてあそびます。これが許されるところが、園の度量の大きさでもあります。でも何でもありということではなく、大人から見てこれはどうかな?集団の中のルールとしてみんなの共通認識にしたいと考える事柄については大人としての介入が入ります。一人一人が違う子ども達なだけに、この辺の加減が難しいところです。でもあそびもここまで来れば本物、こういった体験が生活にメリハリを付け、忍耐力と集中力を養っていると言っていいように思えるのですがいかがでしょうか?
2年目園長が若い先生方の考えを聞いてみました。この水あそびについて、これはしてはいけないといった規制はないのか?訪ねてみました。「特にない」という答えでした。ただし、子どもの体調の変化(唇が青くなる・震えだす)には気を付けて見ているとのこと。保育は経験科学とも言われます。保育の積み重ねから対処を心得た先生方は園の貴重な財産です。
今年は3歳児がキューリの苗を育てました。門の近くで実を付けたキューリは、送迎時の親子の関心事でもあり会話もはずませました。隣ではバケツの稲が育ち始めています。2年目の今年は去年よりも少しでも多く実を付けますように。
2年目の今年は、麦っ子たちの日常に近い所で子ども達の様子をお伝えできたらと考えています。
今日10日は5月生まれの誕生会でした。どこの園でも趣向を凝らして、一年に一度、この世に生を受けて誕生してきた愛おしい一人ひとりをお祝いします。
麦っ子保育園は、公私23園ある内、定員60名という人数では一番少ない園になります。
この少人数の良さを発揮して0歳児から5歳児全員が一同に会しての行事になっていることがとてもいいですよね!
今月の誕生者は1歳(1人)・4歳(1人)・5歳(1人)・6歳(3人)、一つ大きくなった喜びを参加者も含め分かち合う、6人を祝う会になりました。
私の前職は幼稚園でした。誕生会は人数の関係で学年ごとが一般的でしたが、麦に来て全員が一同に集まれる、0歳児から5歳児が一緒にいる中でお祝いが出来ること、誕生者以外の生活を共にする沢山のみんなから注目を受けること、数の認識の上からもこの規模が子ども達にとって一つ大きくなったことを誇りに思え、実感できる適度な人数なのでは?というように感じています。
この日は天気も良く誕生会終了後、今年一番の水遊びとなりました。水道の蛇口から出た水は弧を描いて園庭へ。
これからますます水遊びが盛んになることでしょう。遊びが盛んになることは人間関係も深まる条件です。
多少のいざこざは付き物、それを受け入れることのできる大人であることが、子ども達に寛容の心を育てることに繋がるのではないでしょうか。
食後の午睡時の静けさは、水遊びの喧騒とは打って変わって静寂さを感じさせます。
そんな中、園庭では待っていましたとばかりにツバメがやって来ます。泥を運ぶ姿は見ていて飽きないものです。
一時、8羽のツバメが集まって来ました。麦はツバメにとっても貴重な泥の採取場です。
麦っ子ニュースでは、麦っ子保育園ならではの取り組みを紹介しています。
4月はさくら組にとって最上級生としての自覚を、この4月に確信してもらえるといいと思っています。
一つ年上だからこそ出来る遠出、今回は初めて東京都おもちゃ美術館へ、3人の保育者と一緒に訪ねて来ました。
もう一つは、園に帰ってからの肝試し、こちらはクラスだよりに譲り、一般には馴染みが薄いと思われる東京都おもちゃ美術館を今回、取り上げてみました。
建物は廃校になった小学校を利用してのものではありますが、「おもちゃ」を芸術の域に高め、美術館としていること、おもちゃの紹介・普及に努めています。
新宿四谷三丁目駅から徒歩10分、耐震補強された3階建ての建物に東京都おもちゃ美術館の垂れ幕が掲げられています。園庭にはちょっと変わった遊具がみんなを迎えてくれました。
ここからは5歳児さくら組のみんなが、興味を持ったおもちゃ・あそびの紹介です。先ずは様々なこまが目にとまりました。
次に興味をもったもの、お父さん・お母さんもこれで遊んだ経験はありますか?両手を巧みに動かしゴール!サッカーゲーム機です。
これは何に見えますか?底盤には〇や変わった形が切り抜かれています。両手を使ってバランスを取りながら上から下へ、穴に球を落とさないよう動かすゲームで集中力を養います。
おもちゃを使って遊ぶばかりではなく、作ることも私たちにとって大事な作業です。普段の折り紙で鍛えた器用さで新しい風車作りに挑戦してきました。おもちゃ美術館でのお土産になりました。
駅近くには消防博物館もあり、親子で楽しめるスポットとしてお勧めです。指先と目に負担がかかる最近の玩具から、足と時間を使って出掛けてみませんか?
東日本大震災から丸8年、麦っ子保育園にも太陽光の電気が灯りました。屋根に設置されたパネルは29枚、7.2kw分です。
表示内容の説明を受ける園児たち、ちょっと難しかったね!
紙芝居を使って、みんなの身近にある電気を使っているものを知ることが出来ました。
最後まで話を聞いてくれたうめ・たんぽぽ・ひまわり・さくら組のみんなと記念の写真を撮りました。
和食には欠かせないお味噌、みそづくりは食を支える麦の年長組の伝統行事です。
2日前に水に浸しておき、みそ作り前日に一日かけて煮る。2日かけて大豆が膨張する姿にびっくりです。
大豆をビニール袋に入れて潰します。”大変だけど頑張るぞ”と意気込んでいます。
全部潰れたらボウルにひとまとめにします。ビニールから出すのも自分たちで行います。こぼれないように慎重に!
ボウルに麹を入れます。
次にあら塩を入れます。
麹とあら塩を混ぜ合わせます。
麹とあら塩を混ぜ合わせたボウルに一番最初に潰した大豆を加えます。
麹・あら塩・大豆の3つを、みんなの力で混ぜ合わせます。手に塩がしみながらも美味しい味噌作りのために頑張って混ぜました。
3種類を混ぜ合わせて大きな団子を作ります。日頃の泥んこ遊びの成果を発揮して上手に丸められました。
丸めた団子を、樽に向かって上から投げ落とし中に含まれた空気を抜きます。力一杯楽しそうに投げていました。
全て入れ終えたら樽にラップをして、重石の意味で塩を入れます。あら塩とは違ってサラサラ~と違いに気付くのもさすがです。
均等になるように塩を広げます。おいしくな~れ!
新聞で蓋をして完成です。1年後、美味しい味噌が出来ますように!
埼玉新聞1面、「インフルエンザ猛威」の記事の中、げんきな麦っ子の普段の様子を見てもらう機会になりました。
開会挨拶に耳を傾けるさくら組さん。
つくし(0歳)さんも、もも(1歳)さんと一緒になって元気に参加しました。
つくしさん、生活発表会初デビューの6名です。
麦っ子ニュースに載せようと結構な枚数を撮ったのですが、窓の光で逆光になってしまい殆んどが暗いものになってしまいました。そこで3月卒園のさくら組を中心にまとめさせていただきました。舞台での発表を見守る観客席。
劇「12月のおくりもの」エンディング、各自言葉がしっかり言えていたことが印象的でした。
ひまわり合奏「さんぽ」、ここでも各自製作の楽器を手にしっかりできていましたよ!
荒馬、出演前で待機するさくら組のなかま
舞台一列に並んだ様子は、みんなの意気込みが伝わってくるようです。
息の合った跳ねも凛々しく会場を盛り上げてくれました。
みんなの真剣な様子が写真からも伝わってくるようです。
皆さんの実家ではお餅はつきますか?
実家が農家だったり、年末帰省の際に餅をつくのが恒例になっているといった方もあるかもしれませんね。少子高齢化が進む中で道具をはなえてといった訳には中々いかないとは思いますが、せめて「もちっこ」を利用してでも子ども達には触れさせたい体験の一つです。
さて、麦では二つの釜を用意して、一つは午後のお雑煮用のだし汁づくり、もう一つはもち米のふかし用に使うことでもちつきが始まりました。
皆さんの実家ではお餅はつきますか?
実家が農家だったり、年末帰省の際に餅をつくのが恒例になっているといった方もあるかもしれませんね。少子高齢化が進む中で道具をはなえてといった訳には中々いかないとは思いますが、せめて「もちっこ」を利用してでも子ども達には触れさせたい体験の一つです。
さて、麦では二つの釜を用意して、一つは午後のお雑煮用のだし汁づくり、もう一つはもち米のふかし用に使うことでもちつきが始まりました。
薪による火燃しで、沸騰した釜の湯気がもち米の匂いを子ども達に運ぶ頃、もち米が指で潰れるようになれば臼に移してもちつきが始まります。
こねるのは熟練工の仕事、いや、そんなことはありません、もち米を潰してもち米が飛ばないよう十分にこねればいいだけのこと、しかしもちつきには欠かせない裏ワザでもあるんですよ!
大人がある程度の軟らかさに搗いたあと、子ども達の出番です。年齢に合わせて年の数ほど、搗いてみました。何か家庭に報告がありましたでしょうか?
最後の搗きあげは大人二人による掛け合いで搗きあげました。思わず子ども達からも「よいしょ!よいしょ!」といった元気な掛け声が掛かりました。でも、つくし組の子には訳も分からず、こんな姿も!
さてさて、お雑煮用の釜の様子は? かつおぶしでだしをとり
さくら組さんが刻んだ野菜を釜の中へ
残り火を利用してせんべいづくりに挑戦しました!
お雑煮の具材としては人参・大根・小松菜・しめじ、この溢れんばかりの量の多さ、家庭では見ることの出来ない醍醐味です。この量の多さも味の秘けつ
お手伝いもいっぱいいただきました。
鏡餅づくり
お部屋では親子で新年を迎える準備の鏡餅づくりの真っ最中!お供えの出来上がり。みんなの期待の大きさに少々潰れ気味ではありますが、熱意は十分こもっています。
11/2、今日は、秋に相応しい麦っ子保育園ならではの「やき芋」の取組みを紹介します。
私も一斗缶を利用してのやき芋は初めての体験で、興味津々で臨みました。スタッフとして、さくら組と保護者有志にお手伝いいただきました。
さくら組では「食材きざみ」、
園庭では昔ながらの釜を使っての「だしづくり」、
こんぶとかつおぶし(切り身の大きさにびっくり)
をしっかり煮込んだ出し汁に肉や食材を入れて、
麦っ子手作りの味噌をといで、
最後にお母さん達にお手伝いいただいたお団子を、子ども達の手で釜に入れて「だご汁」の完成です。
さてさて、今日の主役のやき芋は、
写真のとおり出来ました!!
子ども達の家庭での報告はいかがだったでしょうか?
手間暇かけた手作りの味はきっと心の栄養になっているものと思います。
今の時代、忙しさに押されて途中を省略して完成品に手が出てしまうことは日常のこと、
敏感な感性が育つ今だからこそ、子ども達に本物に沢山出会わせたいものですね!